Skanska社のプロジェクトでReconstructとInsta360の遠隔現場監視ソリューションを使用

2020年は世界的なパンデミックの年としてだけではなく、建設業界が急速にテクノロジーを導入した年としても記憶されるでしょう。オーナーやゼネコン、プロジェクトのステークホルダーは、生き残って成功するために、建設現場の遠隔監視を取り入れています。いまや遠隔現場監視は、あればいいものではなく必須能力となりました。

スウェーデンのイェーテボリにあるCitygate建設現場の舞台裏では、遠隔現場監視テクノロジーが大々的に姿を見せています。世界第5位の建設会社であるSkanska社は、Insta360カメラReconstruct® Capture アプリで2億ドル規模のプロジェクトの現場を監視しています。来年完成予定のCitygateはスカンジナビア地方で最高層のオフィスビルとなります。このビルは、人間の健康を増進するための建物に関する世界的な枠組みであるWELL認証と、LEED (Leadership in Energy & Environmental Design) 認証を取得する予定です。認証を取得するため、建物は空気の質や照明などに関する基準を満たす必要があります。ステークホルダーはReconstructとInsta360の統合ソリューションを利用してリモートで進捗を点検し、基準を満たしていることを保証できます。

遠隔現場監視がなぜ重要か

遠隔現場監視ソリューションは、現場のチームと意思決定者が自宅やオフィスからプロジェクトの進捗を監視できるようにするものです。

Reconstruct はビジュアルコマンドセンターとして、プロジェクトのステークホルダーが「そこにあるもの」「そこにあるべきもの」を理解し測定することを可能にします。プロジェクトチームはプロジェクトが順調に進み予算内に収めるようにするため、遠隔監視を使ってコミュニケーションを改善し、スケジュールに対する進捗を追跡し、品質を調査することができます。

遠隔現場監視

遠隔進捗管理を可能にするため、プロジェクトチームは360度カメラで現場の現状を撮影します。そして2Dと3Dの現実モデルを作成し設計と比較することで、品質と進捗を守ることができます。

スカンジナビア地方最高層のビルを建設するため、Skanska社は遠隔現場監視をどのように使っているのか

スカンジナビア地方最高層のオフィスビル、Citygateは36階建てで高さは144mあり、賃貸向けの床面積は約42,000平方メートルあります。

Citygate
図1. Skanska社がスウェーデンのイェーテボリで建設中のスカンジナビア地方最高層となるオフィスビル、Citygate。Skanska社はReconstructとInsta360を組み合わせて遠隔現場監視を行なっている。

Skanska社は現場でInsta360カメラ (ONE XまたはONE R) とReconstruct® Captureアプリを使ってスチルと360度写真/動画ドキュメント作成のための系統的ワークフローを確立しています。カメラを持って建設現場を歩き、建物内外で写真と動画を撮るだけです。

Reconstructはこれらの360度写真/動画を2D間取り図と3D現実モデルに変換します。また、この間取り図と現実モデルを2Dと3Dの設計図にマッピングすることで、Skanska社のチームは品質と進捗をリモートで追跡できます。

Reconstructはまた、カメラを持って現場を歩いた際の、間取り図に対するInsta360カメラの動作軌道も追跡します。Skanskaはこのフィードバックを使ってビジュアルドキュメントの正確さと完全性を高めることができます。必要な場合は現場の人間が2D間取り図に対して360度画像を手動でピン留めし、プロジェクトの他のステークホルダーと瞬時に共有することも可能です。

遠隔現場監視
図2. Citygate プロジェクトの2020年11月20日時点での進捗状況。ReconstructはInsta360で撮影した画像や動画を統合し、ストリートビューと鳥瞰ビューの測定可能な遠隔現場監視を実現する。

Skanska社がReconstructとInsta360の統合から受けた恩恵とは 

ReconstructとInsta360のソリューションから、Skanska社は品質を確保し、進捗をレビューし、そして手遅れになる前に問題を修正することができます。「そこにあるもの」「そこにあるべきもの」を比較することで、Skanska社はスケジュールを更新してより良い判断を下すことができます。

図4.  ReconstructはInsta360で撮影した360度画像と動画の上に3Dデザインモデルをオーバーレイすることで、作業品質と進捗をリモートで測定し監視できるようにしている。

Skanska社のデジタルイノベーション責任者、Henrik Ljungberg氏は、ReconstructとInsta360の統合はSkanska社にとって価値と効率を推進するものだ、と述べています。

「Reconstruct Captureアプリを使うということは、写真・動画・360度動画によるドキュメント作成のための構造化されたワークフローを手に入れる可能性を解き放つことです。建設フェーズを通して、多くの様々な分野で価値と効率の推進に利用できるデータが収集できるようになります。もちろん、関連する全てのステークホルダーとのコミュニケーションにおいて特に、安全性と品質、そして進捗 (管理の向上にも役立ちます)。Reconstruct Captureアプリを使って系統的に撮影した写真を利用できる新しいシナリオを、私たちは毎日のように見つけています。このようにシンプルなソリューションが、多くの分野でこれほど多くの価値をもたらし得るということは、本当に素晴らしいことです」 Ljungberg氏はこのように語っています。

「Reconstruct Captureアプリを使って系統的に撮影した写真を利用できる新しいシナリオを、私たちは毎日のように見つけています。」

Skanska社 デジタルイノベーション責任者 Henrik Ljungberg氏

Insta360カメラをReconstruct Captureアプリと共に使う方法

この統合ソリューションは3つの簡単な手順で利用できます。

  1. Apple AppストアまたはGoogle PlayストアからReconstruct Captureアプリをダウンロード
  2. Insta360カメラをアプリに接続
  3. 屋内と屋外で360度画像と動画を撮影
360度カメラ 建設現場
図5. Citygateプロジェクトの現場技師が、Insta360 ONE XをヘルメットにマウントしReconstruct Captureアプリを使用している。このアプリは現場技師が撮影している場所を間取り図の上でリアルタイムに追跡する。アプリと接続したInsta360カメラで撮影した動画は測定可能なストリートビュー形式に変換される。2D間取り図も360度動画から作成され、間取り図はユーザーの案内に使用する。

ReconstructとInsta360を使うのにReconstruct Captureアプリは必要ですか? 

いいえ、Captureアプリを使わなくてもReconstructとInsta360の統合ソリューションを利用してその恩恵を受けることができます。Insta360アプリからInsta360カメラを操作して動画を撮影し、その動画をReconstructにアップロードできます。ReconstructはInsta360動画を使って、屋内と屋外を3Dと2Dで自動的にマッピングします。

Insta360ネイティブのファイル形式のまま、Reconstructのウェブベースのデータマネジャーにアップロードすることもできます。このデータマネジャーはアップロードした動画をネイティブファイル形式のままクラウド上で処理し、測定可能な3Dストリートビュー形式に変換します。

図6.  Skanska社のCitygateプロジェクトで、ヘルメットにマウントしたInsta360 ONE Xで撮影した360度動画。Reconstructは一般的なWebブラウザで使用できる測定可能なストリートビュー形式のナビゲーション環境を提供する。

Insta360の建設現場ドキュメンテーションとプロジェクト管理ソリューションの詳細は、弊社ウェブサイトでご覧いただけます。

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