Insta360 ONE RでMatterportバーチャルツアーが撮影可能に

Matterportバーチャルツアーのクリエーターは空間を360度撮影する新しいツールを手に入れました。Insta360 ONE RがMatterport Captureアプリのベータ版に対応したのです。このアプリはiOSおよびAndroidの対応端末で利用可能です。

この統合により、バーチャルツアーを作成するための市場でもっとも強力な2つのツールが1つになります。その一つ、Insta360 ONE Rは手頃な価格の360度バーチャルツアー対応カメラで、あなたの資産を素早く撮影できます。例えば1000平方フィートの土地ならわずか数分です。もう一つのルーツ、Matterportは世界をリードするバーチャルツアーソフトウェアで、搭載する3Dエンジンは資産のデジタルコピーを数時間で自動的に作成します。

この統合は現在、Matterport Test Flightパブリックベータプログラムのベータ版で、完全な統合は10月にiOS版で提供されます。

2020年9月現在、COVID-19を理由とする移動制限とソーシャルディスタンス・ガイドラインにより、バーチャルツアーの需要はさらに高まっています。Matterportは3Dモデル分野で3月以降 100%以上の伸びを示してきました。今回、私たちは同社プロダクトマーケティング担当副社長のIndy Sen 氏に、2020年以降のバーチャルツアー市場に関するお考えを伺いました。

1. COVID-19 パンデミックはバーチャル不動産市場にどのような影響を与えてきましたか?

Indy Sen
Matterport社 プロダクトマーケティング担当副社長、Indy Sen 氏

不動産業界は長い年月をかけて相応に変化してきましたが、COVIDに直面してこの業界は弾力的で革新的であることを示してきました。プロパティテクノロジー (PropTech) は長年にわたって着実に採用されてきましたが、過去数か月間の旅行制限とソーシャルディスタンスによってPropTechの採用拡大に拍車がかかっています。

COVID以前の不動産業者は、内覧したり書類に署名したりする際に顧客と直接会うのが一般的でした。しかし今やほとんどの人がリモートで作業し接触は最小限にしています。代理店は顧客により良いサービスを提供しビジネスのやり方を改善するために、家の売買プロセスをデジタル化しています。

パンデミック以前の不動産市場は好調で、バーチャルツアーがその減速を抑えてきました。売り手や買い手から代理店や仲介業者にいたるまで、誰もが何よりもまず関心を持っているのは安全性です。バーチャルツアーは24時間年中無休のオープンハウスを提供することによって、できるだけ安全にビジネスを継続できるようにしています。

2. 今年になって新規登録者数やMatterportバーチャルツアー対象リスト数は増加しましたか?

2020年3月2日から8月16日までの間、1週間あたりのモデル作成数が106%増加しました。3月中旬に外出禁止令が発令されると、バーチャルツアー閲覧数トップ100の総閲覧数は前の週から100%増加しました。

2月と比較すると、当社の主要な不動産パートナーの1社であるRedfinでは、3月に作成したMatterport バーチャルツアーで353%増加し、動画での内覧は1週間で500%増加しました。このように増加したのはRedfin社だけではありません。Zillow社でもバーチャルツアーの作成が一週間で191%増加しました。

Matterport Virtual Tour

不動産の専​​門家たちの報告によると、バーチャルツアーを積極的に依頼する顧客は大幅に増加しています。実際、複数の不動産代理店から聞いた話では、過去数か月間で内覧せずに売れた住宅の戸数は昨年1年間の合計よりも多かった、とのことです。The Sharp Real Estate Groupのオーナー兼不動産業者であるJames Sharp氏は次のように語っています。「8月の契約数は15戸で私にとって最高の売り上げ月になりつつあります。これはMatterportバーチャルツアーのおかげです。」

さらに、Real Estate by Design Groupのオーナー兼不動産業者のJay Acker 氏は、過去3か月間にMatterport バーチャルツアーを利用して内覧なしで少なくとも14戸の住宅を売却しました。これは2019年の1年間に内覧なしで売却した総戸数を上回るとみられます。

また、不動産業界だけでなく保険、建設、施設管理、小売、芸術、文化、教育などの分野でも、顧客とパートナーがバーチャルツアーに非常に大きな関心を持っています。私たちは、多くの業界の企業がこの前例のない時代を乗り切るのを手助けする独自の立場にいます。構築された世界をデジタル化することによって、業務の効率化とビジネスチャンスが数多く実現されようとしています。

3. Matterportバーチャルツアーは従来の不動産市場の枠外でどのように成長しているのでしょうか?

Matterport を使って世界中で撮影した素晴らしい空間が不動産以外にも数多く集まってきたので、私たちはとてもユニークで興味深く豪華な3Dスキャンを収集したサイト「Destination:Everywhere」を立ち上げました。そこでは芸術や美術館、文化、ユニークな空間、オフィス、夢のマイホーム、そしてマーティン・ルーサー・キング牧師が務めた教会のように社会的に大きな影響のある空間に出会うことができます。

4月初旬に立ち上げたこのサイトを作った目的は、いつでもどこからでも世界を探索する方法を提供するためです。最初に取り上げた空間は、Alexa Meade氏の活気に満ちた風変わりなアートワーク「Immersed in Wonderland」でした。ニューヨークの展覧会はパンデミックの影響で開催できなかったので、14,000平方フィートのインタラクティブな展覧会をバーチャルツアーで開催できたことを誇りに思います。

安全な自宅に居ながらにして素晴らしいアーティストの作品にアクセスし、楽しみ、体験できるように、世界中の美術館やアートギャラリーがMatterport バーチャルツアーを作成しています。エジプトの墓のような文化遺産のバーチャルツアーは、観る人を遠く離れた場所に運んでくれます。学位授与式のためのバーチャルツアーを大学院プロジェクトで作成した大学もあります。

サンフランシスコ・アート・インスティチュート (SFAI) とオークランドのアグリゲート・スペース・ギャラリー (ASG) では最近、学際的アーティストJefferson Pinder 氏の作品「Flash Point」を展示しました。展示会の映像はInsta360のカメラで撮影され、もともとSFAIの Walter and McBean ギャラリーで展示されているのと同じように、世界中のどこからでも展示物を体験できます。バーチャルツアーでは、展示されている完全版の動画を観たり、壁の説明書きを読んで作品について詳しく知ることができます。

まだ多くの人が外出禁止令下にありますが、それでも最高の芸術と文化をリモートで体験できます。Pinder氏は撮影した動画の素晴らしい上演作品を通じて、過去の出来事や感情を呼び起こすことによって、人種と闘争について活発な対話の場を作り出しています。また、芸術分野への関与の将来像を宣伝する技術を活用することによって、SFAIは世界中の視聴者に浸透することができます。これはバーチャルテクノロジーがどのように身近になるかを示すもう一つの例です。

4. Matterportバーチャルツアーの作成を始めてみようと考えている人に何かアドバイスはありますか?

Matterportでバーチャルツアーを作成するのは難しくありません。Matterportと互換性のある新しいInsta360 ONE Rなどの360度カメラと三脚があれば簡単に始めることができます。Insta360 ONE R バーチャルツアーキットは、三脚、自撮り棒、SDカードを備えた理想的なスターターセットです。

Insta360 ONE RはMatterport バーチャルツアーを撮影するのに最適です。その理由はスピードで、他のバーチャルツアーカメラから際立っています。 一つのスキャン位置を3秒で撮影できるので、1,000平方フィートの広さでもわずか数分で撮影できることになります。

Insta360 ONE RはMatterport バーチャルツアーを撮影するのに最適です。その理由はスピードで、他のバーチャルツアーカメラから際立っています。

バーチャルツアー作成用のカメラを購入する際に重要なことは、撮影したい空間のサイズと、カメラへの初期投資コストを考慮することです。360度カメラは空間を素早く効率的に撮影するのに最適です。さらに360度カメラは、高画質の3Dバーチャルツアーの作成を始めるには手頃な価格で使いやすい選択肢です。

2,000平方フィートの広さの家は1時間未満で撮影できます。所有者の希望通りに物件が見えるように、きれいに整理され配置されていることが望ましいです。撮影が終わったら、Matterportの3D変換エンジンが魔法を使って、家のデジタルコピーを自動的に作成します。すべて完了するまでわずか数時間です。この変換エンジンはデジタルコピーから3Dバーチャルツアーだけでなく4K高解像度の写真、動画資産、そして部屋の見取り図も作成します。

その後は、ユニークに生成したウェブリンクを使って3Dバーチャルツアーを仲介業者のWebサイトやマルチプル・リスティング・サービス (MLS) のRealtor.comに投稿したり、FacebookやInstagram、YouTubeなどのソーシャルメディアで共有したりできます。

Joseph Kim氏がInsta360 ONE Rで撮影したMatterport デジタルコピーの映像を体験する:

5. 2020年以降にバーチャル不動産市場では次に何が来るとお考えでしょうか?

世界の不動産市場は変化しています。予想していたこともそうでないこともありますが、良いことかもしれません! 私たちは、不動産の専門家が試練を乗り越えて顧客サポートのためにPropTechを使用するという新たな機会を実現する手助けをしたいと思っています。デジタルツールとPropTechソリューションをいま採用することが将来の恩恵となることは間違いありません。

W私たちは、デジタルコピーを使って協力し繋がるだけでなく、自分の空間を Matterportして友人や家族、同僚と共有するクリエイティブな方法を知ることにも強い関心があります。誰でも自分にとって大切な空間の撮影を、手元のスマートフォンでも360度カメラでも、Matterport対応のカメラを使って始めることができます。

Matterportで撮影できる場所に制限はありません! Insta360のカメラは、グランド・ラピッズ・コミュニティ大学のメディカルイメージングセンターから、ブラジルのTropical Paradise Houseイギリスの風変わりなアパートまで、さまざまな場所の撮影に使われてきました。

Insta360 ONE R バーチャルツアーカメラキットで始めよう

自分の空間を撮影する準備はできましたか? Insta360 ONE R バーチャルツアーキットを購入しましょう。このキットにはONE R 360度版、見えない自撮り棒、汎用三脚、32GB MicroSDカードが含まれています。

Insta360 ONE RでMatterport Captureベータ版を使用する際にバグが発生する可能性があります。Matterport 社とInsta360が細かな問題を解決しようとしているためです。10月の完全統合までお待ちください!


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