Insta360 ONE RS 撮影ヒント:4Kブーストレンズ

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ONE RS 4K ブーストレンズは、新しい大型の1/2インチ48MPセンサーとさまざまな新しい撮影モードを備え、4K広角レンズの大幅なアップグレードを果たしました。

こちらの記事では、そんなクリエイティブの可能性を秘めたInsta360 ONE RS 4Kブーストレンズの機能を最大限に活かした、カメラのセットアップ、おすすめ撮影設定&書き出し設定をまとめました。

ONE RS 4Kブーストレンズの撮影ヒント:セットアップ

ファームウェアを最新に

撮影を始める前に、まずカメラのファームウェアが最新であることを確認しましょう。カメラはファームウェアが最新であることにより、搭載機能を最大限に発揮することができます。Insta360は、カメラをいつ購入したのかを問わず、ユーザが常に新しい機能を享受できるよう、ファームウェアのアップデートを頻繁に行なっております。

最適なSDカードを選択

次に、最適なSDカードを使用しているかどうかを確認しましょう。UHS-Iバスインターフェイスと最大容量1TBのビデオスピードクラスV30定格を備えたexFAT形式のmicroSDカードを使用することをお勧めします。心配であれば、Insta360のストア、またはSanDiskなどのブランドで購入しましょう。

マウントブラケットを使用

カメラが適切にマウントされてるかどうかは撮影のクオリティーを大きく左右します。そのため、常にONE RSをマウントブラケットと一緒に使用することをお勧めします。マウントブラケットを使用することで、カメラを見えない自撮り棒などのアクセサリに簡単に取り付けられるだけでなく、風切り音を低減し、防水性を保つといった効果も発揮します。

レンズを常に綺麗に

当たり前な重要なことですが、撮影する前はレンズをきれいに拭いてください。わざわざ撮った映像が指紋や埃、水滴が映ってしまったら台無しになってしまいますので、レンズは常に綺麗に保つようにしてください。

ONE RS 4Kブーストレンズの撮影ヒント:撮影設定

Vlog、アクション、旅行、ONE RSは様々なシーンに対応できる機能を備えています。それぞれのシーンに最適なモードで撮影し、カメラの能力を最大限に発揮できるように撮影しましょう。

手ブレ補正の設定

カメラから直接ソーシャルメディアへ書き出して投稿する場合はカメラ内手振れ補正の「FlowState」、または設定を自分好みにカスタマイズしたい場合「編集時FlowState」で撮影しましょう。

カメラをすぐに手に取って手軽に撮影したいだけなら、カメラ設定に移動し、FlowStateを「高」に切り替えてから、4K30fps FlowStateで撮影します。これにより、くっきりとした詳細でバターのように滑らかな結果が得られます。手ブレ補正を高に設定すると、画面の遅延が長くなりますが、最良の手ブレ補正効果が得られます。

ONE RS FlowState Stabilization
手ブレ補正FlowStaeの効果

POV撮影の場合は、手、足、または周辺環境を捉えられるようFOVを調整してみてください。その場合、リニア(カメラ内)またはアクションビュー(編集時モード)が適しています。カラープロファイルとシャープネスについては、鮮やか、シャープネス中/高を選択すると、より鮮やかな色彩で動画を撮影できます。

音声の設定

もう1つの重要なステップは、撮影シーンに合わせてオーディオを設定することです。穏やかな環境での日常撮影には、「ステレオ」は周囲を撮影するのに理想的な設定です。風切り音低減設定は、ツーリングやマウンテンバイク等のアクションを撮影している場合はオンにすると、風切り音を低減してくれます。

より高品質のオーディオを得たい場合は、マイクアダプターを接続するだけで、マイクをセットアップできます。

ドローンにKブーストレンズを取り付けて撮影している場合、理想的な撮影設定は、より広いFOVを備えた4K30fpsの編集時FlowState動画です。

撮影設定まとめ

  • 4K30fps
  • FlowState モード
  • 手ブレ補正:高
  • FOV(視野角):リニアまたはアクションビュー
  • カラー:鮮やか
  • シャープネス:中、高

ONE RS 4Kブーストレンズの撮影ヒント:シーン別推奨設定

アクション

4Kブーストレンズ本領を発揮する最大の機能は「アクティブHDR」です。これは、アクションショットを改善するために特別に設計された革新的な新しいHDRモードです。有効にすると、ダイナミックレンジが大幅に拡大し、高コントラストによる白飛び、黒潰れを防ぎます。そしてシャドウとハイライトの印象的なディテールを維持し、よりリアルな映像に仕上がります。森林地帯のマウンテンバイクなど、暗い場所での使用はお勧めしません。アクティブHDRは、日の出や日の入りなど、光の状態に大きな変化があるシーンで最も効果を発揮します。

ONE RS Active HDR

絵に描いたような完璧な瞬間

4,800万画素は、小型アクションカメラにとって非常に嬉しいです。良好な照明条件で撮影することにより、この最大のメガピクセルを最大限に活用しましょう。

PureShotは、低照度下でも写真を綺麗に撮影できる最適なオプションです。自撮り写真の場合は、モジュール式構造を活かし、タッチスクリーンを自分の方へ向けるよう組み立てれば、プレビューしながら自撮り撮影することができます。更によくプレビューを見たい場合、カメラをアプリに接続すればスマホの画面からもプレビューできます。

シネマティックな映像

4Kブーストレンズに搭載している「6Kワイドスクリーンモード」は、ハリウッド映画のような2.35:1のアスペクト比率で、驚異的な6K解像度映像が撮影できます。このモードでの撮影では、カメラ内ではなくInsta360 Studioで手ブレ補正を追加する必要があります。最良の結果を得るには、照明条件の良い環境下で撮影してください。

ONE RS 4Kブーストレンズの撮影ヒント:書き出し

編集をマスターすることは、映像を更にワンランク上のレベルに引き上げることができます。編集は、Insta360 Studio、Adobe Premiere、Final Cut、などの編集ソフトウェアで行えます。

Insta360アプリを利用すれば、手軽にマニュアル編集、またはさまざまなFlashCutテンプレートを使用したAI編集お好みで行うことができます。

編集時FlowStateモードで撮影した場合は、Insta360 Studioに取り込んで映像に手ブレ補正を追加できます。また、さまざまなFOVを適用したり、アスペクト比を調整したり、低照度下で撮影した映像に「粒状感の除去」を適用することもできます。

動画を書き出すときは、動画内のすべての情報を保持できるように4Kで書き出すこをお勧めします。同様の理由で、ProResで書き出したり、高ビットレートで書き出しするようにしましょう。

PremiereまたはFinalCutでさまざまな書き出しを混在させるには、4KおよびProRes422HQで書き出すのが最適です。

ソーシャルメディアへ共有する際のおすすめ設定

品質を損なうことなくソーシャルメディアにアップロードするには、以下の各プラットフォームの最適な設定方法を確認しましょう。

Instagram投稿Instagram Story/TikTokYouTubeFacebook
解像度1080×13501080×19204K4K
ビットレート13-15Mbps15-20Mbps65-80Mbps65-80Mbps
コーデックH.264H.264H.264H.264
ファイル形式mp4mp4mp4mp4

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